2009年2月20日金曜日

またまたミーティング。。

先週末、ジュリアードのスタジオにてツアーのミーティングが行われました。前回のミーティングに引き続き、ミッションステートメントと呼ばれる文章を考えました。
ミッションステートメントはプロジェクトの目的を文章にしたもので、このプロジェクトのスタート地点でもあるのです。今年に入ってすぐ、計画に大きな変更があり、私たちはまたこの計画の目的を皆で一緒に考え直すことから始めることにしました。

アンソニーは今NYの外にいるので、ミーティングに参加したのは近藤、チェルシー、ブランドン、トラビス、ケイティー、ネイサンの6人。チェルシー、ケイティ、ネイサンのジュリアード組はその日(なんとバレンタイン!)ジュリアードの学内でカップケーキなどを売ってツアーの費用を少し、獲得しました。

そうです。我々はツアーの費用も全部集めないといけないのです。

もちろん、全額をカップケーキでまかなうわけではなく、NYに数多くあるグラントと呼ばれる助成金に申し込み、またショーを開き、色んな形でお金を集めるのです。

詳しいことは知りませんが、アメリカは日本よりも芸術に対して募金がしやすい税制度になっていると聞いています。そのおかげか、実に様々な助成金制度もあり、助成金申請に慣れている他のメンバーたちはツアーの費用は集められると思っているようです。。。ずっと日本にいた僕からしたら「本当に集められるの。。?」という感じではありますが。信じるしかありません。

僕は彼らに少しでも日本文化を知ってもらえたらと思い、ジャパンソサエティのパフォーマンスのパンフレットを配りました。

僕は、真剣に考えている表情をしながらボーとしていたら、「TSUKASAはどう思っているんだ?」といきなり振られ戸惑う場面も。

さて、ツアーの具体的な内容が少しずつ、少しずつ、決まりつつあります。日本だと4月以降にならないと色々な行事の日程が明らかにならないこともあってまだ確定している内容はわずかですが、実に楽しい企画が目白押しです!!
確定次第、日本側の協力者たちにもこのブログに登場してもらいたいと思います。

近藤

2009年2月1日日曜日

ミーティングしました

みなさんこんばんは。今日はジュリアードでジャパンツアーのミーティングをしました。最近はいよいよ準備が本格化してきて、ミーティングも1週間に一度は行われる勢いです。今日は僕もチェルシーもミーティング後に別のリハーサルがあったりとカツカツのスケジュールの中で行われたので作業の進度確認程度に終わりました。

今、一番大事なミッションステートメント(Mission Statement)というものを作る作業をしています。これは今回のプロジェクトの目的、目標、我々の願いなどを説明する文章ですね。色んな案が出てくるのですが、具体的な文章に関しては僕よりも他のメンバーのほうが英語にくわしいので僕はソファに座ってふむふむと難しい顔をしていました。

今我々が必死に取り組んでいるのは資金の獲得!!なにせ我々は皆苦学生なので渡航費やツアー中の諸費用は全て自分たちで集めなくてはいけない!もちろん、ツアー先のパフォーマンスやワークショップなどはお金をとったりはしないので、シャツを作って売ろうか、どのグラント(助成金)に応募しようか、と話し合っています。3月末、もしくは4月初旬には募金集めのショーをする予定です。チェルシー、アンソニー、ケイティー、ネイサンが踊り、ブランドン、トラビスが演奏し、僕は演劇をします。もちろん、それぞれが混ざり合ってコラボーレションを披露するわけですが。。。こっちはまだリハーサルが始まろうとしている段階なのでどうなるか分かりません。楽しみ!

さて!日本の皆さん(果たして僕以外の何人がこのブログを読んでくれているのか、分からないので悲しいですが)、私たちはまーだまだワークショップ先•パフォーマンスの場所を求めています!彼らが何をできるかというと。。。

1。ワークショップとは:彼らが学んできたダンス(バレエ、モダン、タップ、ジャズ、その他コンテンポラリや身体を使った遊びなど)を教えることができます。例えばフィリピンの場合、裸足で小学校に通うダンスのダの字も知らなかった子どもたちにダンスを教えて、帰国前に子どもたちと彼ら全員で地域の人たちに向けてパフォーマンスをしました。

例えば高校や大学のダンスサークルで2時間ほど教えることもできますし、ダンスをしたことがない小学生、中学生、もしくは高校生に簡単な身体遊びから始めてダンスの楽しさを知ってもらうこともできます。ダンスカンパニーであればお互いのテクニックを教え合うことができたらすばらしいんじゃないでしょうか。

時間も日数がたくさんあけられるのであれば1日2時間のワークショップを4日間やり、最終日に地域の人や親御さんに向けてパフォーマンスを見せる、ということもできますし、1日だけ、3時間だけ、ですることもできます。

またツアーにはサクソフォン奏者が2人(ブランドン、トラビス)同行します、彼らもまたサクソフォンを使った音楽のワークショップを同時並行ですることができます。

2。パフォーマンスを披露
ワークショップが無理でも、パフォーマンスだけでも見てもらえたらと思います。フィリピンでは街角の喫茶店で15分程度のパフォーマンスをその場にいたお客さんのために披露したり地域の講堂のようなところでパフォーマンスをしたりしました。

3。パフォーマンス/コラボレーション
もちろん、日本のダンサーたちと一緒に一つの作品を作ることだってできます!!制作期間は短くなるでしょうが、きっとお互いから色んなものを吸収して新しい物に出会うことができると思います。

私たちは純粋に日本の人々とNYのアーティストである彼らをむすぶ交流の場を作りたいと思っています。どんな提案、質問でも良いですので気軽に連絡下さい!

近藤 司
info@tsukasakondo.com