2009年5月25日月曜日

来日延期のお知らせ

7月に予定していましたジャパンツアーを、延期することになりました。

ご存知のように、現在世界規模での恐慌が深刻化しており、アメリカの芸術への資金援助にも大きく影響を与えています。今回例年通りの競争率で、ジュリアード芸術学校を始めとするいくつかの団体からの助成金の獲得を見込んでおりましたところ、援助額が大幅らに削られ、我々の日本ツアーに対する助成金を頂くことができませんでした。その結果、日本へとアーティストを送るのに十分な資金を確保できず、今年の夏の来日を延期せざるを得なくなってしましました。

たくさんの人々にこちらから突然お声を掛けさせて頂いたにも関わらず、ワークショップ/パフォーマンスと色々と提案をして頂き、誠に感謝しております。それをこのような形でご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ありません。

来年の夏の来日を確実にするために、全員が今から準備を進めていきます。また長期的な事前のコミュニケーションを持つことで、より充実した内容を持つことを狙いとしております。多大なご迷惑をかけ、とてもお願いできる立場ではないことは了解しておりますが、もしも可能でありましたら来年こそ、皆様と交流が持てたらと考えております。

繰り返しになりますが、我々の突然の来日延期によって多大なる混乱とご迷惑を御掛けしまして、本当に申し訳ありませんでした。来年皆様とお会いできることを願っております。

近藤

このブログでは引き続き来年の日本ツアーに関する情報をアップデートしていきます。

2009年4月24日金曜日

From NY side!!

先日、チェルシーたちが行ったワークショップの動画が届きましたので載せておきます。





これは、メインの二人がアンソニーとチェルシー。




これは、チェルシーとケイティー。

これに負けないパフォーマンスを日本でもたくさんしますので、少しでもパフォーマンスが見たい!ワークショップをしてほしい!うちに来て欲しい!という人は連絡を下さい。


2009年4月16日木曜日

NEW WORK

確定イベント

7月12日 元・立誠小学校にて

日本人コンテンポラリーダンサー 合田有紀、日置あつし、QUICK、
日本人ミュージシャン、ネピア

とNYチームのコラボレーション作品(ダンス+音楽)を披露します!!
これは、ただその場でコラボするのではなく、来日前から事前にリハーサルの映像や音楽をYoutubeやSkypeを使い交換/公開して、制作をするというものです。さっそく、日本側からたくさんリハーサルの映像が届けられたのでいくつかピックアップして載せたいと思います。







合田有紀さんのブログに行くともっとたくさんのリハーサル映像が見られます。
すぐに、NYチームのリハーサル映像もアップしたいと思います。

2009年4月4日土曜日

会議しました。


ジュリアードスクールで会議しました。
先日作成した、ミッションステートメント(今回のプロジェクトの目的を宣言したような文)を元に、助成金のインタビューにそなえての話し合い。


(写真:チェルシーとケイティー)

あと来月予定しているベネフィットショー(募金を集めるためのショーですね。僕も出演します。踊りませんが)のことや、日本でのスケジュールが段々と決まってきたのでそれの報告などをしました。










皆真剣に話し合いをしています。(写真:チェルシーとネイサン、ブランダンとトラビス)












たまに脱線もします。

正式名称決定。。。

実はJapan Tourは仮の名称でした。
正式名称はARTbridge Japan Collaboration となりました。こっちのほうがかっこいいですね。まぁ、滞在場所は京都と大阪ですし、実質はツアーではなかったので、良いと思います。

今日は夜これから、ジュリアードスクールでミーティングです。
来る月曜日にはグラント(助成金)の申請のインタビューのようなものがあるのでそれに向けてプロジェクトのコンセプトなどをしっかりしないといけません。

特にこういった海外プロジェクトの初回は

どうやってこのイベントを今後につなげるか

というのがとても大事なポイントになります。

では、行ってきます。

2009年3月19日木曜日

ジュリアードのパフォーマンス

更新がずっとできていなくてすいません。
今、NYチームでは、来日のための資金獲得のため、助成金の応募やベネフィットコンサート(チケット代をツアーの資金として使うショー)の準備におおわらわです。

さて、ジュリアードでは毎年末に各学年が有名な振付家に振り付けをしてもらって踊るというショー「NEW DANCES」が行われます。

去年僕のブログでも感想を書きましたが、その時の1年生たちの作品がYoutubeにあがっているのを発見したのでここで紹介しておきます。音楽は違うものがあてられていますが、ライブの雰囲気も多少伝わればと思います。

Refrain for A Broken Chorus (Sidra Bell, 2008, The Juilliard School)

チェルシーやネイサン(ネイサンは4年生、他のジャパンツアーダンサーたちは3年生)たちの作品も驚くほど素晴らしいものでしたが、youtubeにはあがっていないようです。
NYは段々と暖かくなってきました。

さて、今回のジャパンツアーでは目的が3つあります。

1。日本のアーティストと交流する

2。日米のアーティストたちがお互いから学び合う

3。ダンスという道具を使い、NYのアーティストたちがアーティストではない日本の人々とも交流する。

1〜3まで着々と話を進めております。4月に入って予定が確定次第、日本側のメンバーもどんどんと紹介していきますのでよろしく御願いします。


2009年2月20日金曜日

またまたミーティング。。

先週末、ジュリアードのスタジオにてツアーのミーティングが行われました。前回のミーティングに引き続き、ミッションステートメントと呼ばれる文章を考えました。
ミッションステートメントはプロジェクトの目的を文章にしたもので、このプロジェクトのスタート地点でもあるのです。今年に入ってすぐ、計画に大きな変更があり、私たちはまたこの計画の目的を皆で一緒に考え直すことから始めることにしました。

アンソニーは今NYの外にいるので、ミーティングに参加したのは近藤、チェルシー、ブランドン、トラビス、ケイティー、ネイサンの6人。チェルシー、ケイティ、ネイサンのジュリアード組はその日(なんとバレンタイン!)ジュリアードの学内でカップケーキなどを売ってツアーの費用を少し、獲得しました。

そうです。我々はツアーの費用も全部集めないといけないのです。

もちろん、全額をカップケーキでまかなうわけではなく、NYに数多くあるグラントと呼ばれる助成金に申し込み、またショーを開き、色んな形でお金を集めるのです。

詳しいことは知りませんが、アメリカは日本よりも芸術に対して募金がしやすい税制度になっていると聞いています。そのおかげか、実に様々な助成金制度もあり、助成金申請に慣れている他のメンバーたちはツアーの費用は集められると思っているようです。。。ずっと日本にいた僕からしたら「本当に集められるの。。?」という感じではありますが。信じるしかありません。

僕は彼らに少しでも日本文化を知ってもらえたらと思い、ジャパンソサエティのパフォーマンスのパンフレットを配りました。

僕は、真剣に考えている表情をしながらボーとしていたら、「TSUKASAはどう思っているんだ?」といきなり振られ戸惑う場面も。

さて、ツアーの具体的な内容が少しずつ、少しずつ、決まりつつあります。日本だと4月以降にならないと色々な行事の日程が明らかにならないこともあってまだ確定している内容はわずかですが、実に楽しい企画が目白押しです!!
確定次第、日本側の協力者たちにもこのブログに登場してもらいたいと思います。

近藤

2009年2月1日日曜日

ミーティングしました

みなさんこんばんは。今日はジュリアードでジャパンツアーのミーティングをしました。最近はいよいよ準備が本格化してきて、ミーティングも1週間に一度は行われる勢いです。今日は僕もチェルシーもミーティング後に別のリハーサルがあったりとカツカツのスケジュールの中で行われたので作業の進度確認程度に終わりました。

今、一番大事なミッションステートメント(Mission Statement)というものを作る作業をしています。これは今回のプロジェクトの目的、目標、我々の願いなどを説明する文章ですね。色んな案が出てくるのですが、具体的な文章に関しては僕よりも他のメンバーのほうが英語にくわしいので僕はソファに座ってふむふむと難しい顔をしていました。

今我々が必死に取り組んでいるのは資金の獲得!!なにせ我々は皆苦学生なので渡航費やツアー中の諸費用は全て自分たちで集めなくてはいけない!もちろん、ツアー先のパフォーマンスやワークショップなどはお金をとったりはしないので、シャツを作って売ろうか、どのグラント(助成金)に応募しようか、と話し合っています。3月末、もしくは4月初旬には募金集めのショーをする予定です。チェルシー、アンソニー、ケイティー、ネイサンが踊り、ブランドン、トラビスが演奏し、僕は演劇をします。もちろん、それぞれが混ざり合ってコラボーレションを披露するわけですが。。。こっちはまだリハーサルが始まろうとしている段階なのでどうなるか分かりません。楽しみ!

さて!日本の皆さん(果たして僕以外の何人がこのブログを読んでくれているのか、分からないので悲しいですが)、私たちはまーだまだワークショップ先•パフォーマンスの場所を求めています!彼らが何をできるかというと。。。

1。ワークショップとは:彼らが学んできたダンス(バレエ、モダン、タップ、ジャズ、その他コンテンポラリや身体を使った遊びなど)を教えることができます。例えばフィリピンの場合、裸足で小学校に通うダンスのダの字も知らなかった子どもたちにダンスを教えて、帰国前に子どもたちと彼ら全員で地域の人たちに向けてパフォーマンスをしました。

例えば高校や大学のダンスサークルで2時間ほど教えることもできますし、ダンスをしたことがない小学生、中学生、もしくは高校生に簡単な身体遊びから始めてダンスの楽しさを知ってもらうこともできます。ダンスカンパニーであればお互いのテクニックを教え合うことができたらすばらしいんじゃないでしょうか。

時間も日数がたくさんあけられるのであれば1日2時間のワークショップを4日間やり、最終日に地域の人や親御さんに向けてパフォーマンスを見せる、ということもできますし、1日だけ、3時間だけ、ですることもできます。

またツアーにはサクソフォン奏者が2人(ブランドン、トラビス)同行します、彼らもまたサクソフォンを使った音楽のワークショップを同時並行ですることができます。

2。パフォーマンスを披露
ワークショップが無理でも、パフォーマンスだけでも見てもらえたらと思います。フィリピンでは街角の喫茶店で15分程度のパフォーマンスをその場にいたお客さんのために披露したり地域の講堂のようなところでパフォーマンスをしたりしました。

3。パフォーマンス/コラボレーション
もちろん、日本のダンサーたちと一緒に一つの作品を作ることだってできます!!制作期間は短くなるでしょうが、きっとお互いから色んなものを吸収して新しい物に出会うことができると思います。

私たちは純粋に日本の人々とNYのアーティストである彼らをむすぶ交流の場を作りたいと思っています。どんな提案、質問でも良いですので気軽に連絡下さい!

近藤 司
info@tsukasakondo.com

2009年1月29日木曜日

ジュリアード スクールについて

今回のジャパンツアーに参加するダンサー4人はジュリアードスクールのダンス科の学生です。

ジュリアード スクール(The Juilliard School) はマンハッタンのアッパーイーストに位置する、アメリカでも屈指の有名な芸術学校です。
日本ではなぜかジュリアード音楽院という名前で知られていますが、ジュリアードは音楽だけではなく、ダンス、演劇など他のパフォーミングアートでも超一流の学校なのですね。かくいう僕もアメリカに来るまではジュリアードなんて聞いたこともなく、最初のうちはクッキーの上にチョコをのせたようなお菓子か何かだと思っていたのですが、すぐにアメリカのアーティストなら知らない人はいないような芸術学校だと知りました。

最近では『August Rush(邦題:奇跡のシンフォニー)』という映画でジュリアードが舞台になっており、それ以外にも何度も映画に登場してきたようです。芸術作品の評価において学歴は関係ありませんが、ものすごい倍率の入学試験を突破したジュリアードの学生だということで人よりも注目されることは事実です。またジュリアードの厳しいカリキュラムをこなしてきた学生のレベルは当然高く、在学中からアーティストとして活躍する者も少なくありません。

またジュリアードでは授業以外にも地域貢献のボランティア活動などが一定課されます。またジュリアードに限らずマンハッタンでは、自身の芸術活動と地域や教育などをむすびつけようとしているアーティストを多く見ます。日本でも平田オリザさんが地方でのワークショップなどをしていますが、芸術活動を自分の所属する社会とのつながりから捉えようとする彼らの姿勢には多くを学ばされます。

今回のジャパンツアーも、ただ単なるアーティスト同士の交流ではなく日本の地域とNYのアーティストとの交流にまで深められるように頑張りたいと思います!!

メンバー紹介 : ブランドン エプティング









ブランドン エプティング(Brandon Epting)
ブランドン エプティングはノースキャロライナ芸術学校のサクソフォン奏の学士号を持っている。かれは在学中には同学校のビジュアルアーツ、演劇、ダンスの学生とのコラボレーションなど数多くのパフォーマンスをした。振付家Gudbjorg Arnaldsとのコラボレーションも経験しており、ニューヨーク市のJoyce SoHoシアター、リンカーンセンターのthe Clark Studio、そしてDancenow|NYCのためのRAWダンスフェスティバルでもパフォーマンスをしている。
ブランドンは現在、室内楽、そしてソロ奏者としての彼のアビリティを洗練しさらに広げることに取り組んでいる。彼の友人であるサクソフォン奏者のトラビス カルヴァートと共に、ブランドンは他のアーティストたち、そして他の媒体とのコラボレーションによる独特のパフォーマンスを探求している。それによってただ単純に見るだけだけではなく体験することを求める新しく異なった観客とつながることを期待している。
教育者として、ブランドンは彼の教師であるJames Kalyn, Taimur Sullivan, そして Stephen Pollockの意志を継いでいる。子どもたちとのワークショップでは、彼は芸術的な表現によって子どもたちが音楽のより深い意義を見つけることができ、そして彼ら自身の伝統や文学、資産、体験や才能とのつながりをつくることができるような環境づくりを心がけている。
ブランドンは最近ではニューヨークを基盤にした芸術学習とイノベーションのための非営利組織であるEmcArtsに参加した。

メンバー紹介:近藤 司













近藤 司(Tsukasa Kondo)

NY在住。The Actor's Project NYC 14期メンバー。
国際交流団体LABOに3歳から17歳まで在籍し、幼少時から英語と日本語による演劇に親しむ。京都大学在学中に東京にて役者活動を開始する。青柳宇井郎/浅野奉久監督による映画『Re』に主演。映画の他、舞台演劇からコンテンポラリダンスまで活動の幅を広げる。大学卒業後2008年秋にNYに移住。渡米3ヶ月で朗読会やクリスマスショーなどのステージの他、川出真理監督による映画『The Park』に主演。またBobby Holder主催の劇団The Actor's Project NYCのオーディションに合格、14期メンバーとして入団する。自身の演劇活動の他、日本の若手芸術家を支援するNPO「AA Project」にも参加しており、日本のアーティストたちの環境の改善に取り組んでいる。ジャパンツアーには日本側との交渉役/コーディネーターとして参加。


ゲップが、できません。

メンバー紹介:トラビス カルヴァート













トラビス•カルヴァート(Travis Calvert)

トラビス カルヴァートの音楽は幅広いジャンルにわたる。室内楽からヒップホップにわたるまであらゆる種類のセッティングでパフォーマンスをしてきた。2002年にはノースキャロライナ芸術学校の高等部にクラシック•サクソフォンを学ぶために入学し、続いて同学校の大学を卒業する。在学時には南東部にかけていくつかのコマーシャル•バンドとツアー、コンサートをしてまわる。彼はまた彼のジャズ/ファンクバンドである"Audioform”でアメリカ中をツアーしている。現在NYブルックリンに住んでおり、リンカーンセンター•インスティテュートのフェロー(fellow)である。最近ではモダンダンサーたちとのコラボレーション、電子音楽の作曲などを探求する多くの新しいプロジェクトに取り組んでいる。
とってもノリの良い、かつ色んなことを知っていて、そしてもちろん優れたサクソフォンプレーヤーである渋い奴です。

2009年1月10日土曜日

メンバー紹介:キャサリン ・ウェルス









キャサリン ウェルス(Kathryn Wells)

ジュリアードスクールのダンス科3年生。彼女は学外プログラムにも参加し、地域に貢献している。キャサリンはジュリアードの学外教育プログラムに毎週通ってくる子どもたち向けのレッスンの計画を立て、教える助けをしている。また病院やシニアセンターといった公的な場所におけるパフォーマンスをするための異なる分野の学生のコラボレーションにも参加している。ジュリアード入学前、ケイティーはBrigham Young University Children's and Teens' Creative Dance programで14年間学び、そして同様のプログラムにおいて4年間アシスタント・ティーチャーとして働いた。彼女はまたUtahにあるthe Academy of Balletでもバレエを学び、教えた。幼い時期から振り付けに取り組み始めたケイティは、BYUにおいて毎年作品を発表してきた。
そして彼女の振り付けは高校のPTA参加プログラムにおいて表彰される。ダンスのための新しい音楽を創作することにも取り組んでいる。2007年夏にはThe Jackson Hole Playhouseにおいてミュージカルに参加している。彼女は多彩なパフォーマーであると同時に、教育とコラボレーションの経験に富んだアーティストである。

ニックネームはケイティです。

メンバー紹介:ネイサン・マデン








ネイサン マデン(Nathan Madden)

ネイサンもフィリピンツアー2008に参加しました。

ネイサン マデンは9歳の時にダンスを始める。アメリカ国内の様々な学校、夏期集中プログラムに参加。現在ジュリアードスクールの4年生でありこの5月に卒業しファインアートの学位を取得する予定である。フィリピンツアー2008、ジュリアードスクールのGluckコミュニティ奉仕フェローシップ、そしてハリケーン・カトリーナの被害にあったニューオーリンズでの二年間のプロジェクトは彼の学外での活動のいくつかである。
コミュニティでの奉仕活動に加えて、彼はRoyal Winnipeg BalletでArnold Spohrに、Charleston South CarolinaでRobert Iveyに学び、The Atlanta Ballet SchoolとThe Houston Ballet Academiesでも学んだ。Joffery, Boston, American Ballet theater(NYC)とBallet Magnificatの集中プログラムにも参加した。2003年のGrand Prix 大会ではバレエでの最終選考者に残り、またARTS-2004の一部門でも決勝まで進出している。
様々なトレーニング経歴に加えて、彼は多くのミュージカルにプロとして出演し、シアター俳優の組合であるAEAのメンバーである。また地方でのパフォーマンスでは、Anything Goes, A Chorus Line(監督:Baayork Lee)、HoustonのTheatre under the starsと、St.LouisのMunicipal theatreにおける3シーズンにわたるFootloose(Ren)が挙げられる。
「家族の暖かいサポートと、神様が授けてくれた技能、そしてすべてのステップに対する愛に溢れる導きに感謝します。」

メンバー紹介:アンソニー・ロマルジョ










アンソニー ロマルジョ(Anthony Lomuljo)
アンソニーもフィリピンツアー2008に参加しました。


アンソニー ロマルジョは姉の影響を受け5歳の時にDance Attack in Mountain Viewでダンスを始めた。彼はTeen Dance Companyのオリジナルメンバーの一人であり、Gapやドクター・ペッパーそしてKマートなどの数々のコマーシャルでも踊った経験を持つ。またフィオナ アップル(Fiona Apple)のミュージッ
ク・ビデオ、そしてロケッツのクリスマス(The Radio City's Christmas Spectacular starring The Rockettes)でも踊った。彼はニューヨークダンス連盟と西海岸ダンス・エクスプロージョンの両方から優秀ティーン(10代)ダンサーに選ばれ、そして2005年のアンダー ザ スター コレオグラファーフェスティバルにおいて、彼の振り付けは二位を獲得した。
現在20歳であるアンソニーはジュリアードスクールの三年生であり、また子どもにアート教育を与えるC.L.I.M.Bプログラムのメンバーでもある。彼はまたマスターワークプロジェクト、P.E.P.S.といった小規模のプロジェクトにも参加した。マスターワークプロジェクトは2007年冬のジュリアードスクールのマスターワーク・コンサートを楽しんでもらうために4つの小学校をまわってアート教育をするというものであり、P.E.P.S.はニューヨーク市におけるダンスの活発化を目的とするジュリアードの団体である。



ロケッツのクリスマスというのはNYに来たことのある人なら一度はポスターを観たことがあるあれですね。

メンバー紹介:チェルシー・アインスワース

ジャパンツアー2009のメンバーを紹介したいと思います。










チェルシー・アインスワース(Chelsea Ainsworth)

フィリピンツアー2008にも参加したチェルシーは今回のジャパンツアー2009のプロジェクトリーダーです。

チェルシー アインスワース。ノースキャロライナ州出身。ジュリアードスクールの3年生。8歳の時Pierette Sadler Dancersでダンスを始め、そこで彼女はジャズ、バレエ、タップ、モダンダンスを学ぶ。多くの大会に出場した後彼女はノースキャロライナ芸術高等学校にバレエ専攻で入学する。彼女はヤングアメリカグランプリ(2003−2004、2005年)に参加し、コンテンポラリー部門で一位を飾っている。また多くのプロジェクトに意欲的に参加しており、ムーブメントのレッスンを教える他にも、ATEP、CLIMB、TOCといった数々のプロジェクトと関わっている。彼女はこれまで、フロリダ、ニューオーリンズ、ブロンクスヴァイル、ノースキャロライナ、リカーズアイランド、フィリピンを含む多くの場所で短期集中体験プロジェクトを成功させてきた。これらの経験を活かし、アート教育が充実しているとは言えない場所におけるアートの種を育てることに取り組んでいる。

彼女は非常に多くの場所で、「無料でダンスを教え、そして参加者は最終的に観客を前にパフォーマンスをする」というプログラムを行ってきました。また才能あるダンサーでもあります。去年末のジュリアードスクールにおける新作発表会では数分間にわたるソロ・パートを見事に踊り切り観客の盛大な拍手を受けていました。
とてもエネルギーに溢れた、頼れるリーダーです。

The Japan Tour 2009のお知らせ

2008年夏。NYの名門芸術大学、ジュリアード・スクールから6人のダンサーたちがフィリピンを訪れました。彼らは小学校、ホール、カフェなど様々な場所を使いフィリピン各地でパフォーマンスを披露し、現地の人々にダンスを教えました。裸足で学校に通う子どもたちは、初めて触れたダンスに目を輝かせて熱中しました。最後には子どもたちが彼らから学んだ技術を使ってダンス・パフォーマンスをし、4週間の短くも濃い彼らのフィリピン・ツアーは大成功に終わりました。

そして2009年夏。今度はNYから4人のダンサーと2人のミュージシャンが、日本は関西にやってきます。可能な限り多くの場所でパフォーマンスをし、そしてダンスを教え、また彼らも学び、そして日本のアーティストたちと交流をするために。
今、プロジェクト「ジャパンツアー2009」は始動しました。私たちは出来る限り多くの人々と交流をしたいと思っています。

日本の皆さんにこのプロジェクトについて興味を持ってもらえるように、日本語でのブログを立ち上げました。ここではこのプロジェクトに関すること、そして彼らが活動の拠点としているアメリカ、NYについて、様々なことをお知らせしていきたいと思います。

メール、コメント、大歓迎です。
質問などありましたらinfo@tsukasakondo.comまで遠慮せずお伝えください。

2009年1月9日
The emerging artists in collaboration 2009 team
近藤 司